柳本 和貴さん×山城 瞳さん|考古堂書店 (書店・出版)
1911年に創業した考古堂書店。その名が表す「古きを考えて新しきを知る」姿勢を大切に、医学専門書を軸とした書籍販売と出版事業を営んできました。しかし、近年のインターネット通販や電子書籍の普及により、書店経営は厳しい状況にあります。そこで挑むのが、メディア事業の立ち上げ。本プロジェクトでは、専門書店の強みを活かしながら、「どんな価値を・誰に届けるか」を再定義。考古堂書店のファンを増やし、未来を切り開く新サービスの開発を目指します。
柳本 和貴さん (株式会社考古堂書店 代表取締役)
息子に背中を押されて、一念発起。
日頃から書店の未来を考えていたものの、忙しい日々の対応に追われ行動に移せずにいました。そんな時、東京で働く息子がローカルベンチャーシップを紹介してくれたんです。「面白い取り組みだから、やってみたら?」と勧められて、挑戦を決意。これをきっかけに、少しずつでも動いていけたらいいなと考えていました。
山城 瞳さん(大学3年生)
大好きな「本」に関するチャレンジを見つけ、即応募。
ローカルベンチャーシップはSNS検索で見つけました。就職活動が始まり、自分が好きな「本」に関われるものはないかと「出版社 インターン」で調べたところ、「インターンを超える」という文章で紹介記事がヒット。考古堂書店のプロジェクトを知りました。沖縄からの遠距離参加ですが、好きなことを極められるチャンスにとてもワクワクしました。
【プロジェクトテーマ】
1911年創業の専門書店の挑戦。まちの本屋の未来を拓く新たなビジネスモデルを立ち上げたい!
[week1] ワクワクを思い出した初顔合わせ
遠方の山城さんはオンラインで参加し、プロジェクトをサポートするコーディネーターとアシスタントは考古堂書店に集合しました。自己紹介でお互いの人となりを伝えたのちに、書店業界の厳しい現状を共有。メディア事業で誰に何を伝えたいのか、具体的な方向性を検討し、次回までの宿題を振り分けました。最後の感想共有で「ワクワクしかない」と話す山城さんの姿に、「そんな気持ち、長らく忘れていた」と語った柳本さん。今後が楽しみになる初顔合わせでした。
[week4] 沖縄から新潟へ、本がつないだ出会い
医療系大学生・専門学校生や看護師へのヒアリング調査、沖縄の医学専門書店訪問など、精力的に活動してくれた山城さん。2回目のミーティングで、リサーチ結果をもとにターゲットとコンセプトの方向性が決定しました。3回目は山城さんが新潟に来訪し、ついに対面での実施。これまで以上に深い議論が生まれ、その場でInstagramアカウントを開設。具体的な広報戦略まで話を進めることができました。
[week6] メディア事業のターゲットを選定
議論を重ね、考古堂書店を知らない医療系の学生と専門学校、そして潜在的な取引先となる医療機関をターゲットに設定。双方の問題解決をテーマにしたポッドキャスト番組を作ることが決まりました。専門学校に番組制作の協力を依頼するため、柳本さんが企画書を作成。山城さんはビジュアルデザインを担当し、いよいよ新しい挑戦が動き出しました。
[week8] 医療系専門学校に協力を依頼
教科書の納品業務でつながりのある専門学校を訪問し、ポッドキャスト番組「メディラジにいがた」の企画提案と協力依頼をしました。緊張と期待が入り混じるなか、コーディネーターと共に学校長、学科長、理事長の前で番組制作の意図を丁寧に説明。学校側の問題意識と考古堂書店の企画が見事に一致し、番組制作の協力が決定しました。
[week10]ポッドキャスト番組の配信がスタート
専門学校との調整を進めつつ、第0回として告知回の収録に挑戦しました。Zoomを使ったリモート収録に最初は緊張していましたが、スタート後は楽しく話すことができた二人。ローカルベンチャーシップ事務局が編集をサポートして、「メディラジにいがた」の初配信に成功しました。Instagramは社員の皆さんが更新を担当。長年着手できていなかったWEBサイトのリニューアル計画も始動するなど、挑戦する組織への着実な変化が見られました。
​プロジェクトオーナーの基本情報
​会社名
株式会社考古堂書店
​業種
書店・出版
​事業・
サービス内容
医学書の販売、出版事業
​所在地〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通4番町563
​WEBhttp://www.kokodo.co.jp/