渡部 平馬さん×中村 向希さん|大通り歯科(歯科診療業務、予防歯科システム(MTM)の提供)
「おいしく食べ、すてきに笑い、たのしく話せる」を診療理念に、予防歯科を通じて地域住民の幸せを支える大通り歯科。交流スペース「machiai」の運営や異業種とのコラボ企画、「まちの歯ブラシ屋さん®」のイベント出店など、歯科治療の枠を超えて地域との接点を育んできました。開業10周年を機に、これまでの活動に込める想いを可視化し、もっと多くの方へ広く届けたいと考えたものの、1人での発信には限界がある 。そこでベンチャーバディを迎えて、歯科医の枠を超え、地域にひらくローカルメディアの立ち上げと、持続可能な発信スタイルの構築に挑戦します。
渡部 平馬さん (大通り歯科 院長)
バディの力を借りて、自分の不得意領域に挑みたい
過去に、SNS 発信の継続に挫折した経験があります。歯科の専門領域は自分でハンドリングできても、発信は全くの別物。外部人材の助けが欲しいと考え応募を決めました。昨年参加したスタッフの劇的な成長や、優秀な人材との出会いを見て、この仕組みの価値は確信済み。今回は、どんな方と巡り会えるのか、楽しみで仕方ありませんでした。
中村 向希さん (大学 4 年生)
社会人になる前に、最後の「武者修行」を
学生生活の最後に、現場での確かな経験と刺激的なインプットの機会を探していて、見つけたのがローカルベンチャーシップでした。元々、「無関心な人の心を動かすこと」に強い関心があり、大通り歯科の挑戦に共鳴。歯科医院という心理的距離のある存在を、地域にどうひらいていくか。その難易度の高さにも惹かれ、京都からオンラインで挑戦することにしました。
【プロジェクトテーマ】
歯科医院を地域にひらく。発信を介して人と暮らしが繋がる新たなメディアを立ち上げたい!
[week1]視座の高さに驚いたキックオフミーティング
まずはオンラインで顔合わせ。目的や役割分担を話し合いましたが、何より渡部院長を驚かせたのは中村さんの佇まいでした。「大人びた雰囲気と、海外経験に裏打ちされた視座の高さ。WHY や HOW から紐解こうとする考え方に一気に引き込まれました」。当初はSNS 発信のみを想定していましたが、中村さんの提案により「Web メディアによる世界観づくり」へと構想が大きく広がりました。
[week3] プロ顔負けの分析とコンセプトを提示
キックオフから 2 週間。オンラインで 2 回打ち合わせを重ねた後に、中村さんが大通り歯科に来訪しました。そこで提示された Web メディアのコンセプト案は、独自アンケートに基づく緻密なペルソナ分析からアカウント名、世界観の構築まで、プロ顔負けの完成度。渡部院長は「熱い想いだけでなく、客観的なデータも揃えて提案してくれたからこそ、迷いなく進められた」と振り返ります。
[week5] プログラム終了後を見据え、新メンバーが参画
「一過性で終わらせたくない」という中村さんの提案で、大学の後輩である轟浩功さんが参画。中村さんがプロデューサーとして舵を取り、編集者志望の轟さんが制作を支えるチーム体制が動き出しました。役割を分担することで、スピードと質の向上を目指します。プログラム終了後も自走できる組織の構築に向けて、大きな一歩となった出来事でした。
[week6] 越境フェスを経て、まずは Instagram を始動
12 月の成果報告会「越境フェス」では、体調不良のバディに代わり渡部院長が自ら登壇。ロゴやフォントの細部まで、歯医者さんを日常に溶け込む存在にしたいという想いを込めたライフスタイルメディア「MOUTHFULL(マウスフル)」を発表しました。年明けからは、Instagram の運用も本格化。「口から始めるウェルビーイングのヒント」と題して、日常に役立つ情報の発信が始まりました。
[week13] 問い直し、磨き上げる「MOUTHFULL」の世界
2 月には、リール動画制作に挑戦。中村さんから、オンラインの画面越しに「アングルはここで」「アレンジ厳禁です!」と的確な指示を受けながら、一人で撮影に臨んだ渡部院長。「まさか自分がメディアに出演するなんて」と笑います。チームの奮闘もあり、閲覧数はフィード投稿の約 3 倍を記録。思い込みや既存の枠に囚われない試行錯誤は、プログラム終了後も続いていきます。
プロジェクトオーナーの基本情報
​会社名
大通り歯科医院
​業種
歯科医療
​事業・
サービス内容
歯科診療業務、予防歯科システム(MTM)の提供
​所在地〒950-1203
新潟県新潟市南区大通黄金3丁目1-1
​WEBhttps://www.odori-dc.com/